蓄電池について知りたい
家庭用蓄電池とは
家庭用蓄電池は電池容量が10kWh以下の比較的コンパクトな蓄電池で、
停電の際に電化製品を使用したり電気料金の安い夜間の電力を貯めておいて昼間に使用することができます。
かつては産業用として使用されることがほとんどでしたが、
近年の防災意識の高まりや省エネ推進の動きから、家庭用蓄電池が注目を集めています。
太陽光発電と相性がよく、組み合わせることでメリットが増えることから、
エネルギーを作り出し貯めて、効率よく使う「スマートハウス」の中核をなすシステムとして、
今後も普及が進んでいくと考えられています。
![リチウムイオン蓄電池](/image/battery/image02.jpg)
電極の間をリチウムイオンが移動することで充電や放電をする二次電池です。
軽くて大きな電力を持っているのが特長です。
家庭用蓄電池として最も採用されていることが多く、継ぎ足し充電に向いているので
パソコンのバッテリーや携帯電話のバッテリーにも使われています。
![ポータブル(可動式)と定置型について](/image/battery/image01.jpg)
家庭用蓄電池には家庭の電力に放電できる容量の大きい定置型と、
コンセントで充放電するレジャーや防災時に持ち運びできる容量の小さい
ポータブルタイプがあります。
ポータブル型は非常時にだけ備え、取り回しが効く上に
使い勝手が良いというのがメリットの蓄電池です。
多くのポータブル型の製品は、定置型と違い、
自由に移動させることが可能で、一般的な家庭用コンセントから充電し、
本体に取り付けられたコンセントからすぐに電力を使用できるようになっています。
ただし、ポータブルはあくまで非常時に一時的に利用することを考慮して作られており、
あまり蓄電容量が大きくないことから 「非常時でも家庭内の電気製品を利用したい」、
「電気料金を削減したい」という方には適していません。
定置型は電力会社の電力系統(電力網)に蓄電システムを接続することで
電力系統から直接蓄電システムに電気を貯めることが可能となっています。
定置型は基本的に屋外へ設置することになるため、ポータブル型と比較すると
取り回しは非常に悪くなります。
しかし、十分な蓄電容量が確保できることや、分電盤に接続して家庭内の照明や電気製品に
電力を供給できることから、ポータブル型よりも圧倒的に優位性があると言えるでしょう。
![PV施工技術者エコプラスワンは「PV施工技術者制度」に認定されました。](/image/banner03.jpg)
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