蓄電池について知りたい

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家庭用蓄電池とは

家庭用蓄電池は電池容量が10kWh以下の比較的コンパクトな蓄電池で、
停電の際に電化製品を使用したり電気料金の安い夜間の電力を貯めておいて昼間に使用することができます。

かつては産業用として使用されることがほとんどでしたが、
近年の防災意識の高まりや省エネ推進の動きから、家庭用蓄電池が注目を集めています。

太陽光発電と相性がよく、組み合わせることでメリットが増えることから、
エネルギーを作り出し貯めて、効率よく使う「スマートハウス」の中核をなすシステムとして、
今後も普及が進んでいくと考えられています。

電池の種類
リチウムイオン蓄電池
リチウムイオン蓄電池

電極の間をリチウムイオンが移動することで充電や放電をする二次電池です。
軽くて大きな電力を持っているのが特長です。
家庭用蓄電池として最も採用されていることが多く、継ぎ足し充電に向いているので
パソコンのバッテリーや携帯電話のバッテリーにも使われています。

ポータブル型(可動式)と定置型について
ポータブル(可動式)と定置型について

家庭用蓄電池には家庭の電力に放電できる容量の大きい定置型と、
コンセントで充放電するレジャーや防災時に持ち運びできる容量の小さい
ポータブルタイプがあります。

ポータブル型は非常時にだけ備え、取り回しが効く上に
使い勝手が良いというのがメリットの蓄電池です。
多くのポータブル型の製品は、定置型と違い、
自由に移動させることが可能で、一般的な家庭用コンセントから充電し、
本体に取り付けられたコンセントからすぐに電力を使用できるようになっています。

ただし、ポータブルはあくまで非常時に一時的に利用することを考慮して作られており、
あまり蓄電容量が大きくないことから 「非常時でも家庭内の電気製品を利用したい」、
「電気料金を削減したい」という方には適していません。

定置型は電力会社の電力系統(電力網)に蓄電システムを接続することで
電力系統から直接蓄電システムに電気を貯めることが可能となっています。
定置型は基本的に屋外へ設置することになるため、ポータブル型と比較すると
取り回しは非常に悪くなります。
しかし、十分な蓄電容量が確保できることや、分電盤に接続して家庭内の照明や電気製品に
電力を供給できることから、ポータブル型よりも圧倒的に優位性があると言えるでしょう。

家庭用蓄電池のメリット・デメリット

家庭用蓄電池のメリット1
月々の光熱費を上手に節約

月々の光熱費を上手に節約

深夜の安い電力を蓄電池に貯めて、電気料金の高い時間帯に使って、
毎月の電気代を安く上手に節約ができます。
オール電化とあわせて導入すると、電力のピークシフトにより総合的に光熱費の削減が期待できます。

家庭用蓄電池のメリット2
太陽光発電と組み合わせると売電量アップ!または購入電力をダウン!

太陽光発電と蓄電池の組み合わせは相性バツグン!
ご家庭のライフスタイルや目的にあわせて「太陽光の売電量をアップさせる」または
「太陽光発電で賄えない時間帯の電気をカバーする」
ことができます。

太陽光発電と組み合わせると売電量アップ!または購入電力をダウン!

深夜の安い電力を充電し、太陽光発電が発電している昼間の使用電力を賄うことで、
太陽光で作った電気を多く売電にまわす。
もしくは、深夜の安い電力を充電し、太陽光発電で使用電力が賄えている時間帯は放電せず、
太陽光発電で賄えない時間帯の電気をカバーすることができます。
購入電力を減らして節電に貢献できるタイプです。
各ご家庭のライフスタイルや太陽光発電の発電量によって最適な製品は異なりますので、
お気軽にぜひご相談ください。
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ご自宅にあった最も効果的なプラン・シミュレーションを提案いたします。

家庭用蓄電池のメリット3
災害時、停電時も利用できるから安心

停電時は、蓄電池から電力供給を行い、テレビや照明など接続した機器を一定時間使用することができます。
太陽光発電システムと併用している場合は、発電しながら余剰分を蓄電するため、より長く電力を使用でき、
停電でも安心です。

災害時、停電時も利用できるから安心
家庭用蓄電池のデメリット1
コストが高い

蓄電池の価格はエネループや自動車用バッテリー程度であればそれほど高くはありませんが、
家庭用蓄電池のような規模のものになると数十万円~数百万円の価格がつけられています。
価格に関しましては補助金制度もございますので、一度ご相談ください。

家庭用蓄電池のデメリット2
充放電回数に寿命があり、交換が必要となります
充放電回数に寿命があり、交換が必要となります

充電することで繰り返し使える蓄電池ですから、
いつまでもずっとほぼ無制限に使うことができるような錯覚を
受けるかも知れませんが、実は寿命があります。
充放電回数の寿命を超えると、蓄電容量が減っていくので
いずれは交換が必要になります。
メーカーによって保証期間や充放電サイクルの回数や残存容量が
違うので、長く適切に使うことができる製品を選びましょう。

家庭用蓄電池のデメリット3
蓄電池を置く場所が必要となります
蓄電池を置く場所が必要となります

家庭用の蓄電池は、屋内に設置したりキャスターで
移動できたりする製品も多く出てきていますが、
小さな棚程度の大きさの機器が1つ増えるのは、
部屋の圧迫感を増す原因となります。
しかも、設置場所は高温や低温になりすぎず、
結露しない場所であることが望まれます。
長く良い状態をキープしていくためにも設置場所の事前調査を
しっかり行ってもらうようにしましょう。

スマートハウスでエネルギーを効率的に使おう!

スマートハウスとは?
「電気をつくる・ためる・効率的に使う」を実現する省エネ住宅

スマートハウスとは、太陽光発電システムや蓄電システムなどのエネルギー機器で
家庭内のエネルギーを管理し、効率的に活用する省エネルギー住宅のことです。
太陽光発電の固定価格買取制度や、HEMS・蓄電池・電気自動車・EVパワーステーションへの
補助金支給などの国の施策により、一般の住宅でも導入がしやすくなりました。

スマートハウスとは?

HEMSについて

HEMSとは、Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略で、
家庭内の家電製品や他のエネルギーを使用する製品を、住宅全体として管理して「表示」し、
自動的に消費電力の最適化を行うため「制御」しようとするシステムのことです。

ご家庭の電気機器ごとの消費電力など電気の動きが詳細に分かるので
家族の節電意識アップも間違いなしです。

HEMSの特徴
いつでも電気が見えるから、家族みんなで楽しく節電
特徴1いつでも電気が見えるから、家族みんなで楽しく節電

専用のタブレットなどのHEMS機器で、
機器ごとの消費電力や1カ月の消費電力量、
お部屋ごとの消費電力量を簡単にチェックすることができます。
家族全員でチェックをして、節電対策を練るなど、
楽しく節電をすることができます。

特徴2太陽光発電との組み合わせで売電量もアップ

太陽光発電を設置しているご家庭では、HEMSを使って家族で楽しく節電することで、
家庭内の使用電力が減り、その分太陽光発電でつくった電気を沢山売ることができます。


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太陽光発電施工協力会社募集

太陽光発電の設置普及に伴い、
ニーズが急増しております。
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